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魂のこもった腕時計は男の「必欲品」!by エンスー・ガンダーラ

現代人にとって腕時計は「必需品」ではない。
そう言われてしまうと確かにそうですね。と答えるしかないです。
でも欲しいんですよね。

すなわちロレックスにせよ、フランク・ミュラーにせよ、
魂のこもった腕時計ってのは「必欲品」なのだと思います。

で、男っていつでも何かを欲するときには理由をくっつけて考えたがる生き物なのでは
ないかとボクは思います。
その点、女性の方が直感的にモノに対する欲しい気持ちを表現できるのですが、
男は不器用ですから理由がないとイケナイ。

今回の対決を通してこれらの腕時計のいずれか、あるいは両方ともに、
どぉしても欲しい理由がハッキリしてきたぞ。
という風に皆さんに感じていただけたとしたら嬉しいかぎりです。

欲しいって思う気持ちがあれば、きっと手に入れられる日が訪れます。
そして、その時には15秒おきにニヤリとしていたりするんだと思います。


夢の一品クレイジーカラードリーム by 編集部ナガイ

編集のナガイです、こんにちは。

クラモトさんのロレックス探し、よろしくお願いします。

それはさておき、僕の欲しいのはフランク・ミュラーのトゥールビヨンですが、
どう考えても実際に手が届きそうにありません。

ボーナスとローンの組み合わせでなんとか買えそうなのは、今回写真をお見せしている
クレイジーカラードリームあたりでしょうか。

それでも予算150万コース!

確かにこれだけの予算があれば、同じフランク・ミュラーのトランスアメリカの
ビーレトロセカンド+ダイバーとか、コンキスタドール+マスターバンカーとか、
2本買うことだってできますが、エンスーのガンダーラさんがおっしゃるように、
クレイジーアワーは女の子に腕時計の説明するだけでも、
肩と肩が触れあうくらいまで寄り添えるじゃないですか!


しかもクレイジーカラードリームは美しさという点で、
他のクレイジーアワーよりも一頭抜きんでています。

これ以外にも女の子が「へえ〜」を連発して、お近づきになれそうな時計
がありましたらお知らせください、是非!


もういくつ寝ると〜、ロレックス!by 編集部クラモト

「VSリコメンドッチ?」編集部のクラモトです。


今日はすごく個人的な話をさせてください。
私はいくつか時計持ってますが一番のお気に入りが
サテンドールというお店で購入した
オメガのスピードマスターマークVです。というか正確にはでした。
これは1984年にドイツ限定で販売されたモノ。なぜか右側のリュウズのある
部分がふくらんでます。文字盤にもSpeedmaster MARK Vの文字がおごられてます。
なかなか他にしている人がいないので、お気に入りでした。

しかし……。

今回の特集でロレックスを取り上げているウチに、私の物欲に火がついたのです。
世の中の景気回復ムードとは縁のない会社にいる私にとってこの冬のボーナスも
マイナス成長が予想されますが、そんなことは気にしてられません。

ロレックスの王冠が私を呼んでるんですから。
とりあえず予算は60万円以下なのでやはり中古でと考えています。

皆さん、どんなのがいいか、オススメのロレックスをお知らせください!


スポーツタイミングか芸術作品か? その悩ましき選択  by エンスーガンダーラ

クラモトさんのおっしゃるとおり、デイトナに代表されるロレックスのスポーツモデルには近現代の歴史的な英雄の腕にあったというバックストーリーに事欠かず、それが所有する歓びのひとつになるんですね。


実際ロレックスはタフで信頼に足る性能の腕時計ですが、特にビンテージのアイテムを入手した場合にはメンテナンスに気を配りたいものです。ボクの幼なじみは古いデイトナでスキーに行ってタイムトライアルの計測に使用し、ストップウオッチをビシッ!とリセットした瞬間にクロノグラフ針がはずれて目の前が真っ白になったそうです。やっぱり定期的なオーバーホールをする習慣は身に付けておきたいものですよね。


ナガイさんの注目しているクレイジーアワーズの美しさ=現代美術家の作品と同等の立ち位置という指摘は鋭いですね。一点モノが基本の美術作品に比較すれば、フランク・ミュラーの腕時計は決して高い買い物ではないのかもしれません。


スポーツの秋、芸術の秋、そして食欲じゃなくて物欲の秋……。ロレックスにするかフランク・ミュラーにするか、この選択は悩ましくも楽しいものです。


ダリもびっくり、フランク・ミュラーのクレイジーアワー by 編集部ナガイ

編集のナガイです、こんにちは。


ロレックスは正統的なクロノグラフできましたが、こちらは超変化球!
なにしろ文字盤の時刻がとびとびになってる。それに合わせて短針もとびとび。こちらの目線もとびとび。その名の通り、クレイジーな時を刻んでくれます。
もっともメイド・イン・スイスだけあって、文字盤はクレイジーに見えるとびとびでも、それを指し示す短針はきっちり1時間おきに正しい時間に飛んでいきます。よく見ると文字盤に書かれた数字は5時間分ずつ離れているんですね。


このクレイジーアワーズで僕が気に入ってるのは、そのとびとびに針が動くことだけではなく、文字盤のデザインの美しさ。よくよく見るととびとびの文字盤の数字の間にもうっすらと数字があり、さらにその内側、ちょうど短針の針の先あたりにもうっすらと数字が書かれています。


通常の時計はシリアルに時を刻んでくれますが、クレイジーアワーズは、一見ランダムのようなザッピングする時をパラレルに刻んでいる——。意外とフランクは宮島達男のような超コンテンポラリーなアーティストなのかもしれません。


勝ち組の証しロレックス・デイトナ by 編集部クラモト

「VSリコメンドッチ?」編集部のクラモトです。


高級腕時計対決、ロレックスとフランク・ミュラーのパート2はロレックス・デイトナとフランク・ミュラーのクレイジーアワーを取り上げました。


デイトナとは、米国のフロリダ州デイトナビーチにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイから付けられた名前。スピード感あふれるサーキットの名前はクロノグラフにぴったりのネーミングです。ロレックスのなかでも特に高価なモデルのひとつです。


また1960〜70年代までに生産されたモデルで、スモールセコンドの表示が15-30-45-60と15秒刻みになっているタイプは、レースが好きだったポール・ニューマンが愛用して映画でも着用していたことから“ポール・ニューマン・タイプ”とも呼ばれ、コレクターにとっては垂涎のアイテムといわれてます。


まあ実際問題、レーサーやアスリートにとっては、もっと軽量で多機能なスポーツウォッチはいくらでもありますが、そういうものは使っていてサマにならない。リスペクトされる偉大なレーサーやアスリートにはそれにふさわしい時計が必要です。それがデイトナなんですね。


やっぱり高級ウォッチといえばロレックスに1票、ですね!


革命から進化へ、フランク・ミュラーのトゥールビヨン by 編集部ナガイ

リコメンドッチ読者の皆さん、編集のナガイです。

フランク・ミュラーのトゥールビヨンのなかでも、とりわけ光を放つレボリューション。
これまで3シリーズ作られたレボリューションのどれもが、アッと驚く意匠で機械式腕時計マニアのハートをゲットしてます。

2002年に発表されたシリーズ第1作目のレボリューション1は、
左側7時の位置にあるボタンを押すと、長針と短針が12時の位置にせり上がり、
トゥールビヨンがせり上がって美しい作りを見せてくれます。
通常、トゥールビヨンでは、文字盤とトゥールビヨンの間にブリッジと呼ばれる
部品があって文字盤側からトゥールビヨンのケージを支えます。
ところが、上のマガジン部分のフランク・ミュラーのトゥールビヨンの写真を
よく見ると分かりますが、これにはブリッジがありません。
こういったタイプをフライング・トゥールビヨンと呼びますが、
これを作るのはものすごくレベルの職人でないと無理。
レボリューション・シリーズはすべてフライング・トゥールビヨンで、
さまざまなギミックを見せてくれるんです。

翌年のレボリューション2は、ケージを水平と垂直の2方向に回転させ、
より重力の影響を受けにくくしています。
2004年のレボリューション3では世界初の3重軸式のトゥールビヨンを採用し、
その3つのケージが互いに垂直になりながら回転してくれます。

そして2005年の4月、ジュネーブでフランク・ミュラーは
新らたにエボリューションを発表。
もはや文字盤スペースの3分の1はトゥールビヨンが占め、
重力による誤差を防ぐための装置ではなく、
機械式腕時計でどこまで複雑なものが作れるかへの挑戦
となった感すらあります。

挑戦する冒険者たちのためにロレックスがあるとすれば、フランク・ミュラーは、
それ自身が挑戦者といえるかもしれないですね。
腕の中で歴史に残る挑戦を見られるなら、数千万円も安いものです。
僕は買えませんけど。


男の情熱の結実—ロレックス・エクスプローラーとサブマリーナby 編集部クラモト

編集部のクラモトです。
現在の腕時計に求められるさまざまな機能—懐中時計と同等の精度、
防水性、自動巻き、日付表示の瞬間切り替えを発明したロレックスですが、
その歴史のなかで1953年は忘れられない年といえます。
この年、ロレックスはエクスプローラーとサブマリーナという2つのモデルを発表しました。

エクスプローラーについては前回ご紹介したように、1953年5月29日に
エドモンド・ヒラリー卿が人類初のエベレスト登頂を達成したときに
ロレックスのオイスター・パーペチュアルを使っていたことを記念して発売された
といわれています。
この人類史上に残る偉業では気圧の低い極寒のなか、風雪にさらされつつも
正確に時を刻み続けたオイスターの存在を忘れることは出来ません。
なにしろ極限状況下の山頂アタックは酸素マスクを付けてのもので、
酸素の残量を確認するのはオイスターの刻む時間で知る以外に
方法がなかったのですから。

さて一方のサブマリーナは、水深100mまでの防水機能をもつ、
史上初のプロダイバー用ウォッチとして発売されました。
50年代に入ると世界的に海洋資源調査への機運が盛りあがってきたことを
ロレックス社は見逃しませんでした。
また、同社にダイビング好きなスタッフがいて、深海で信頼して使える腕時計を
求めていたため、個人的な想いから企画を実現したというエピソードも伝わっています。

山に海に活躍するロレックスの腕時計が、大自然に向き合うひとりの
人間のために生まれた。そんなサイドストーリーがあることも、ロレックスが
人びとを惹きつける理由のひとつかもれしれません。

やっぱり高級ウォッチといえばロレックスに1票、ですね!


日常から脱出させるロレックスvs膨大なデザインのフランク・ミュラーby エンスー・ガンダーラ

クラモトさん、そうですね。
ロレックスといえば冒険家のイメージですよね。
ボクの尊敬するカメラ設計家の方がロレックスの愛好家でして、
そもそもロレックスを腕にするキッカケとなったのは40年ほど前のこと。
国産メーカーのダイバーズウオッチをして水上スキーをしたら見事に壊れてしまい、
以来ロレックスへとチェンジしたとか。
格好いいエピソードですよね。

エベレストとまでは言わずとも、日常の冒険にロレックスは相応しい腕時計
だと思います。
以前ボクが在籍していたダイビングチームのメンバーは、誰よりも早くヘッドファーストで潜行し、
その腕にはサブマリーナを装着しているコトでも一目置かれる存在でした。
一般人にとってはロレックスをして深度40mまで潜るだけでも、充分な冒険です。


さて、一方ナガイさんのオススメのフランク・ミュラー。
まだまだ新興のブランドであるにもかかわらず、
既に1500種ものデザインバリエーションをリリースしているのだ
とフランク・ミュラーを所有する知人が語ってくれました。
なんだか凄いですよね。

残念ながらボクはまだフランク・ミュラーを所有するに至っておりませんが、
新しい買い物は新しい運気を呼び寄せるとか。
すなわち、どんなフランク・ミュラーを選ぶかによって、その運気も変わってくるのでしょう。
ちなみにジュネーブで拝見した3次元トゥールビヨンのモデルに関しては、
正直なところ“スゴイ厚みだなぁ”と日本語でつぶやいてしまったのでした。
ボクの細い腕にはつり合わないと感じた腕時計ですけど、
これを入手したら、きっと運勢も変わってくるに違いないです(笑)。


腕の上の小宇宙、フランク・ミュラーのトゥールビヨン by 編集部ナガイ

リコメンドッチ読者の皆さん、編集のナガイです。

今ドキの腕時計に必要なものといえば、「正確さ」よりも「プレミアム性」だと思いますが、
「プレミアム性」を十二分に感じさせてくれるブランドがフランク・ミュラー。
1958年生まれのフランク・ミュラーは、スイスの時計学校在学中から天才の呼び名を
受け、一度も既存のメーカーに就職することなく自分のブランドを立ち上げています。

その魅力はエンスーのガンダーラさんが書いているように、腕時計の小さなスペースに
複雑な機構を盛り込んだ職人技に加えて、アールヌーボーのようなビザン数字を配した
文字盤に見られるデザインセンスの良さも特筆すべき点でしょう。
トゥールビヨンにしても、驚異的な複雑な機構を実現する歯車は、
それ自身があたかもひとつの小宇宙を構成しているかのような、
美しさをただよわせています。

自分の腕にもうひとつの小さな宇宙をもてるなら、数千万円という値段も安いのかもしれませんね。芸術と工芸と科学が融合した小宇宙をみなさんも1個どうですか?


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