男の情熱の結実—ロレックス・エクスプローラーとサブマリーナby 編集部クラモト
編集部のクラモトです。
現在の腕時計に求められるさまざまな機能—懐中時計と同等の精度、
防水性、自動巻き、日付表示の瞬間切り替えを発明したロレックスですが、
その歴史のなかで1953年は忘れられない年といえます。
この年、ロレックスはエクスプローラーとサブマリーナという2つのモデルを発表しました。
エクスプローラーについては前回ご紹介したように、1953年5月29日に
エドモンド・ヒラリー卿が人類初のエベレスト登頂を達成したときに
ロレックスのオイスター・パーペチュアルを使っていたことを記念して発売された
といわれています。
この人類史上に残る偉業では気圧の低い極寒のなか、風雪にさらされつつも
正確に時を刻み続けたオイスターの存在を忘れることは出来ません。
なにしろ極限状況下の山頂アタックは酸素マスクを付けてのもので、
酸素の残量を確認するのはオイスターの刻む時間で知る以外に
方法がなかったのですから。
さて一方のサブマリーナは、水深100mまでの防水機能をもつ、
史上初のプロダイバー用ウォッチとして発売されました。
50年代に入ると世界的に海洋資源調査への機運が盛りあがってきたことを
ロレックス社は見逃しませんでした。
また、同社にダイビング好きなスタッフがいて、深海で信頼して使える腕時計を
求めていたため、個人的な想いから企画を実現したというエピソードも伝わっています。
山に海に活躍するロレックスの腕時計が、大自然に向き合うひとりの
人間のために生まれた。そんなサイドストーリーがあることも、ロレックスが
人びとを惹きつける理由のひとつかもれしれません。
やっぱり高級ウォッチといえばロレックスに1票、ですね!
ダイバーにとっては機械式の腕時計って機能性でいうとアンティークでしかない。スントのダイブコンピュータとか使うと、ロレックスとかはただ重いだけって感じ。でも、ロレックスだと使っていることが誇らしい感じがする。周りの人も一目おくというか。スントだとうらやましがられるけど、尊敬ってところまではいかない。まあ、ロレックスしててもダイブがうまくなければダメなんだけど。
by ポセイドン (2005-11-14 13:00)
ポセイドンさん、編集部クラモトです。コメントありがとうございます。
私は泳ぎがまったくダメなのでダイビングをする方は、それだけで尊敬
してしまいます。そのうえサブマリーナなんてされていたら、もうマイヨールのように思えてしまいます。あ、失礼。マイヨールがしていたのはオメガでしたね。
ちなみにポセイドンさんはどちらの時計をお持ちですか? よろしかったらお教えてください。
by VSリコメンドッチ? (2005-11-14 18:12)